2021年04月28日
個人のプロダクトミックス

宿泊業はコロナの影響で厳しい状況だが、養殖事業の方が好調なのだそうだ。釣り堀にも養殖した魚を卸していて、コロナのこの時期、釣り堀は賑わっているらしい。
プロダクトミックスが正しく機能している好例だと思う。
企業ではプロダクトミックスという言葉は当たり前のように使われるが、個人ではどうだろうか。
あれも出来、これも出来る人ならば雇用情勢が厳しくても仕事からあぶれる確率はかなり低いだろう。
ではどれくらいのレベルでできる必要があるのか。
大企業であれば、専門性の極めて高い人が、その専門の仕事をすればよい。たくさんのことができなくても、たった一つだけ高い専門性をもっていれば雇ってもらえる。
中小・零細企業はどうだろうか。高い専門性をもった人は給料も高く払わなければならないので、そもそも雇えない。
ひとつのことだけやってくれればいい、という人もたくさんは雇えない。
個人的には、人より少しだけできる、というレベルで構わない、それが2つあり3つあると非常に助かる。
仕訳入力ができ、ホームページを更新してくれて、お客さんと愛想よく対応できる人。
「その程度のことなら、会社で教えればいいじゃん」
という言葉が聞こえそうだが、そんな余裕はないのです、特に零細企業では。
少し努力すれば身につくプロダクトをたくさん持っている人、それが生き残るための戦術なのかもしれない。
Posted by はままつ88オーナー at 18:31│Comments(0)
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