2021年02月20日
このような世の中だからこそ ~ 石田衣良
障害を持った子供の親、奥さんを自死で亡くした旦那さん、会社で嫌なことがあって働けなくなった若者・・・。
普段、フィクションの小説を読むことは殆どない。明治から昭和の時代のノンフィクションもの、具体的に言えば戦争に関するものは読むのだが。
石田衣良という作者、名前は知っていたがどんな作品を書く方なのかは知らなかったし、興味もなかった。
しかし、この半年ぐらいの間に2回、NHKラジオの朗読番組で聴いた。そして2作品とも引き込まれるように聴き入った。
そして図書館で短編集を借りてきた。
今、弱さを感じている人の気持ちを描いた作品群。どの作品の主人公も私の境遇とは一致しないから、その人たちが何を感じ、どのように考えているのか、ということに新鮮さを感じる。
もちろん、すべての弱さを感じている人が同じ気持ちであるわけもないので、そのように考える人もいるのだろうなぁという感じ。
このような環境に置かれている人が、わりと近くにいるのかもしれない、そうとも考える。
そしてどの作品も、最後は主人公が希望を持つところで終わる。安心できる作品だ。
普段、フィクションの小説を読むことは殆どない。明治から昭和の時代のノンフィクションもの、具体的に言えば戦争に関するものは読むのだが。
石田衣良という作者、名前は知っていたがどんな作品を書く方なのかは知らなかったし、興味もなかった。
しかし、この半年ぐらいの間に2回、NHKラジオの朗読番組で聴いた。そして2作品とも引き込まれるように聴き入った。
そして図書館で短編集を借りてきた。
今、弱さを感じている人の気持ちを描いた作品群。どの作品の主人公も私の境遇とは一致しないから、その人たちが何を感じ、どのように考えているのか、ということに新鮮さを感じる。
もちろん、すべての弱さを感じている人が同じ気持ちであるわけもないので、そのように考える人もいるのだろうなぁという感じ。
このような環境に置かれている人が、わりと近くにいるのかもしれない、そうとも考える。
そしてどの作品も、最後は主人公が希望を持つところで終わる。安心できる作品だ。
Posted by はままつ88オーナー at 17:41│Comments(0)
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