2020年01月02日
見聞を広める

学生時代はそれでも少しは読んだが、社会人になり仕事に関係する本は読むが、小説はほぼ読むことがなくなった。
小説って読む必要あるの?
仕事での情報もそうだが、生活していくうえで必要になる情報はいまはインターネットでほぼ取れる。
小説を読んで何か必要な知識が得られるの?
確かに数年前までそう思っていた。
たぶん小説を読んで得られるものは、差し当たって必要ではない情報だろう。
「なるほど、水商売でホステス雇うには、こんなお金が必要なのか」
「203高地ってこんなに激しい戦いだったんだぁ」
「太宰治って、ただの酔っ払いじゃん」
どれを取っても、明日の収入には影響しないものだろう。
相撲の世界では「3年先の稽古」という言葉があるそうだ。おそらく小説を読むって、3年先の稽古なんだと思う。いろいろなジャンルの見聞を広めることで、きっと3年先にそれが何らかの形で花が咲く。
昨年は30冊ほど、小説を読んだ。今年は元旦から、新しい本に取り掛かっている。
Posted by はままつ88オーナー at 15:18│Comments(0)
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